身体全体が「だるい」症状

だるい・だるさの症状は、どんなときにおこる?


「健康が優れない」状態に陥る病気は、たくさんあります。 熱が出る・咳がでる・痒い・痛いなど、なんらかの病気が身体に異変をもたらすのです。 「だるい」「だるさ」などの原因病気が多い症状です。

だるい

なんとなく気分がすぐれない、だるい、気力が失われた、疲れやすい。 そんな漠然とした感じは、誰にも時々おこることです。 中でも「だるさ」「疲れやすい」の主な原因は、日常生活の過労やストレスなどがほとんど。 睡眠をしっかりとって、心身の骨休めを心がければ、いつのまにか回復しているものです。

そうは言っても、休んだだけでは回復しないことも、しばしばあるものです。
「病気が原因」でだるさを感じている場合です。 「いつもと違う」と感じたのであれば、それは、普段の疲れとは違っているかもしれません。 注意が必要ということですが、見極めが難しく、つい見過ごしてしまがちな症状だともいえます。

睡眠不足や仕事での過労や、環境変化などでのストレス、食事の偏りによる栄養不足。 またはダイエットのしすぎや、酒の飲みすぎなど。 こうした、通常の生活サイクルがもたらす「だるさ」では、あなた自身が原因を作っているはずです。 だるい理由を、ご自分が理解しているなら、自分で治せるので心配はいりません。

基本的には、心や身体の体力を回復さえすれば「だるさ」は無くなるもの。 自己管理で改善できるのであれば、早い時期に、生活サイクルそのものを見直してください。 改善が、あなた個人だけでは難しいのであれば、迷わず、周囲に相談するといった対策もあります。

痛みや発熱などと同様に、「だるい」のは、体が発している警告のひとつです。 休養で回復しないときや、または休養そのものが難しいときには、病院で診断を受けるのがいいでしょう。 もしも、身体をじっくり休ませても「だるさ」が続くようなら、病気を抱えている可能性が生まれます。


だるい病気

だるさ・疲れやすさ。こうした症状が、メインとなる病気は、いろいろあります。 多くのケースでは、だるさだけでなく他の症状もともないます。 下のような場合には、とくに注意を要します。

 発熱や発汗をともなう
 長く続いている
 むくみをともなう
 皮膚の色がおかしい
 原因が思い当たらない
 便や尿の様子がいつもと違う

「だるさ」が原因となる主な病気には、次のようなものがあります。

■ 貧血

だるさ、疲れやすさ、気力がわかない、むくみ、息切れ、動悸、顔が青白いなどの症状をともないます。 軽い鉄欠乏性貧血などなら心配はいりませんが、重症の場合もありますから、 きちんと診察を受けましょう。 目安は、階段を登るとき、途中で休まないと登り切れなくなったときです。

■ 糖尿病

全身の倦怠感、尿の量と回数が増える、やたらにのどが渇いて水やお茶などを多く飲む、 皮膚がかゆい、化膿しやすい。こうした症状を伴うなら、糖尿病が疑われます。 いまや年齢に無関係の国民病です。

■ 急性腎炎

だるいだけでなく「むくみ」が伴うときは、急性腎炎の危険があります。 起床時などに、顔(まぶた)がむくんでませんか。タンパク尿・血尿などが出たりすると、 疑いは濃厚となります。

■ 急性肝炎

強いだるさが急に発症し、食欲不振、吐き気、悪寒、発熱などの症状が続きます。 その状態に「黄疸」が加わると急性肝炎が疑われます。

■ 軽いうつ病

とくに朝の気力がわかない、気が滅入る、何となく不安がつのる、何をしても興味がわかない、 眠れない、食欲や性欲が減退する。こうした症状がある場合には、軽いうつ病が疑われます。 軽いうちなので、正しい治療を受ければ早く治ります。気軽に、精神神経科へ行ってください。


だるさの新しい病気

血液検査や精密検査をしても異常が見つからない。でも、だるさや疲れやすさがひどく、長く続く。 こうした場合なら、「慢性疲労症候群」という病気が疑われます。

「慢性疲労症候群」は新しい病気です。検査では異常が見つからないため、 「何でもない」とか「単なる怠け」「疲れが溜まっているだけ」と診断されがちです。 なんでもないどころか、本人にとっては、とても仕事などできる状態ではない場合が多いものです。

「慢性疲労症候群」の随伴症状は次のとおり。

 微熱
 のどの腫れ
 のどの痛み
 首のリンパ節の腫れ
 不眠
 頭痛
 物忘れ
 集中力の低下
 筋肉の痛み

とにかく症状が多彩なのが特徴です。診断のできる病院を選んで、 根気良く対症療法を続けることが必要です。 そうした対処療法は、むしろ東洋医学が得意とする分野かもしれません。

だるさ は伝わりにくい

「だるさ」という症状は、他人に分かってもらいにくいツラさがあります。本人も「疲れてるだけと」決めつけ、実は病気であるにもかかわらず、「病気」の自覚を持っていないこともあります。あなたの周囲に、頑張りすぎてる人はいませんか。心当たりがあるのなら、無理をさせないでください。大きな病気に発展させないための最良の方法ですから。

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