喉が渇く症状

イガイガ。カラカラ。 喉がとっても渇いてしまい、とにかく何でもいいから水分を欲求する時があります。 暑いときや運動をしたときは、身体に必用な水分の絶対量が不足しています。 喉が乾くのは、自然な生体現象です。 しかし、なにも思い当たることがないのに、喉が渇くことがあります。 そんな、喉が渇く理由と、原因についてお話しします。

■ よくある喉が渇く原因とは

病的に喉が渇く場合には、2つのことが考えられます。 それは、 「唾液の量が少ない」場合と 「脱水状態」に陥ってる場合です。
・唾液の量が少ない

唾液の量が少なくなることがあります。その原因のほとんどは、薬によるものです。 薬と言っても、怪しげなドラッグではありません。 例えば、街のドラッグストアでも気軽に買えるかぜ薬であっても、喉の渇きを促すことがあるのです。 病院で、「原因不明のき」を治療したいのなら、 まずは、そのとき内服している薬を確認してもらうといいでしょう。

リウマチなどを患っても、唾液や涙が減少することがあります。 これは「シェーグレン症候群」といいう、合併症の一種です。

病的にのどが渇く原因が薬にあるなら、その薬をやめれば回復します。 いっぽうシェーグレン症候群が原因なら、なかなか回復しません。 どちらにしても、かかりつけの医者に診断してもらってください。

唾液は、口の中の殺菌したり、食べ物の消化を助けたりしています。 唾液が少ないと口の中が不潔になりやすくなります。こまめなうがいや、食後の歯を磨きなど、 口腔ケアを心がけてください。

・脱水からのどが渇く

脱水する原因のうちで、よくあるのは、 発熱・利尿薬・糖尿病・腎臓疾患・ストレス型高血圧 などです。 熱が出るのは、誰もが体験しているところです。ある種のストレスで、 喉がカラカラになったこともあるでしょう。それぞれの症状をみていきます。

「発熱」
風邪やインフルエンザ、大きな怪我、その他何らかの病気で熱がでることがあります。 体温が上昇すると、それにともなって水分が失われます。 手の届くところに、スポーツドリンクペットボトルなどを置いておき、喉の渇きを感じたら、 そのつど補給してください。

「利尿薬」
なんらかの病気での治療のとして、利尿薬が処方されることがあります。 腎臓の病気に多いですね。医者から処方されるので、自分の判断で服用をやめるわけにいきません。 利尿薬は、尿を体外へ排出する最も効果的な手段ですが、あまりに出すぎるのも困りもの。 脱水がひどいようなら、病院に相談します。

「糖尿病」
糖尿病の場合、血糖が高くなっても、のどが渇いてトイレが近くなります。 意識して水分を摂っているはずでも、脱水症状になるんです。その原因は細胞の浸透圧といわれてます。 のどが渇くからといって、ジュースや清涼飲料水ばかり飲んでいると、 さらに血糖が高くなるおそれがあります。糖尿病の人が、渇きを抑えるには、 血糖値を正常にコントロールすることが重要です。

「腎臓疾患」
腎臓の病気といえば、「腎不全」です。 これが進行していくと、あるときを境に喉が渇くようになります。 薄い色の尿が、さらに薄くなるのが兆候です。薄い尿を大量に出した結果、 喉が渇いて水分が欲しくなるのです。

「ストレス型高血圧」
人間の体は、血液の濃度を一定に保つしくみがあります。 濃度が高いときは、薄めようとして、体内の水分を使います。 体内の水分が、血液のほうに回されるため、細胞などの水分が足りなくなります。 人は、ずっどストレスを受け続けると、高血圧が慢性化してしまいます。 高血圧とは、血液の濃度が高くなっている状態のこと。体内の水分が不足するので、喉が渇きます。

現代人の嗜好として、好きな飲み物を見ると、つい飲みたくなります。 喉が渇いてなくても、飲んでしまうのです。喉の渇きというのは、 身体の状態や病気を知るための貴重な情報。「好きだから飲む」を繰り返していると、 肝心の情報が得られません。さらには、病気を誘引する可能性さえあります。

自制が大事ですね。お酒もジュースもほどほどにしましょう。


■ ストレスで緊張したときに喉が渇くメカニズム

自律神経の働きには、唾液の分泌をコントロールするという役割もあります。 ちょっとしたストレスであっても、緊張が大きくなることがあります。 緊張が大きくなると、この、唾液の働きがうまくいかなくなることもあるのです。 そういうときには、口がひどく渇いて、味覚異常がおこすこともあります。

脳の中枢神経のバランスが崩れることから、水分は足りているのに、 「足りない」という指示を出してしまうのです。リラックスすれば症状治まります。 こういうときに飲み物を飲むなら、自分の好きな飲み物を口に含んでゆっくりと飲むようにします。 リラックス効果をもたらして、自律神経が落ち着きます。

「ストレス」というと一般には、精神的な圧迫を思い浮かべます。 ストレスにも種類があって、肉体的ストレスと心理的ストレスに分けられます。

「肉体的ストレス」は、身体が受け取るものです。 寒さ・暑さ・湿度などの気候条件、過労、スポーツのしすぎや緊張、睡眠不足などが、これにあたります。

一方の、「精神的なもの」が心理的ストレスです。こちらは、人間関係や仕事・学業などの悩み、 近親者の死、自分の病気、離婚や別居、怒りや興奮などによるものです。

肉体・精神。どちらのストレスとも、体調に影響します。 疲れやすい・体がだるい・頭痛などの症状が無けいのに、喉が渇くなら、 ストレスによる高血圧や自律神経失調症が疑われます。

■ 水分は適正量が大事

水分は、多ければいいというものではありません。 好みの飲み物をむやみに飲んでいると、余分なカフェインや糖分を摂取することにもなりがちです。 「水分が多いな」と自覚しているなら、飲む種類にも注意しましょう。

カフェインや糖分のほかに、「水」そのものが害になることもあります。 水分を取り過ぎてしまうと胃酸が薄くなります。 消化不良などの内臓疾患を引き起こしたり、体が冷えて血行不良になることも考えられるのです。 冷たいものや刺激の強いものは、控えるのが無難です。

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